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2011-2012 CL グループH バルセロナvsACミラン

さあ遂に今シーズンのCLが始まりました。

いきなりの前回チャンピオン、バルセロナとの対戦です。

バルセロナに関しては僕から説明する必要はないでしょう。

世界トップクラスの選手達を揃え、世界でもっとも美しい攻撃的なサッカーを披露する。

たんなるスペイン王者とイタリア王者との対戦ではなく
攻撃が世界一のリーグのチャンピオンと守備が世界一のリーグのチャンピオン同士の対決

つまり世界一の矛と世界一の盾の対決だ。

こんなに面白い試合はそうそう見られる事はないだろう。

世界中のサッカーファンが注目したであろう1戦を振り返りましょう。

まずいつも通りフォーメーションから
ミランvsバルサ

前日練習で負傷したズラタンに変わってミランはパト、カッサーノの2トップ
ラツィオ戦からの変更は中盤のインサイドにセードルフ、左SBにザンブロッタが入った。

一方バルセロナはCBのピケは怪我、プジョールは復帰直後ということもあり
マスチェラーノ、ブスケッツが起用され中盤の底にはケイタが起用された。


試合はいきなり開始24秒でミランがゴールが奪う。

シーンを振り返ってみると

まずGKのアッビーティから大きく前線にフィードされる。

落下地点にいたのはプリンスとアビダルでこれをアビダルがヘディングで前方へクリアする。

それをノチェリーノが拾う。↓
ミランvsバルサ2
上記をみても分かる通りバルサの最終ラインは非常に高いです。
ここでパトが中盤に下がって受けようとしています。
ややケイタが左寄りに位置しており、前方後ろにスペースがある事が分かります。

ミランvsバルサ3
そしてパトにボールが渡ります。
パトがターンをしてくるとみたのかバルサの最終ラインもそこにプレス掛けようとしています。

ミランvsバルサ4
パトがドリブルで突っかけるところカッサーノが裏へ動き出そうとしています。
この動きにバルサの両CBは気付いていません。

ミランvsバルサ5
慌てて出てきたマスチェラーノを交わしているシーンです。
ブスケッツもパトの対応へ遅れ、カッサーノがフリーな状態です。

ミランvsバルサ6
結局のところパトがスピードにのって振り切りGKとの1対1もなんなく制し
電光石火の先制点を上げる。

上記のとおりバルサのDFラインはどこの試合でも非常に高い設定になっている。
またCBが本来の選手ではなかったにせよピケ、プジョール含めバルサの守備陣は
前にでる強さはあるが裏への対応はかなりお粗末。
開始1分も経たない状況でパトのスピードを注意していなかったかもしれない。
カッサーノ含めかなりマークが甘かった。



その後は戦前の予想通り圧倒的にポゼッションするバルサに対してミランは徹底的に
ゴール前を固めて守備に徹する。

ここから試合が進んでいく訳だがここで言及したい事がある。

それはバルサと勝負する上で戦術面で大きく2つ焦点にあげられる事だ。

・華麗なパスワークをどこで止めるのか?
・ハイプレスに対してどう組み立てていくか?

詳しい言及はしないがバルサに勝つためには絶対に避けた通れない問題だ。


まず一つ目に関して、レアルの場合は徹底的に前線から中盤にもうプレス
ハードワークをしてパスの出しどころにプレッシャーをかけていく。

この日のミランは最終ラインの4人中盤の3人もしくは4人がしっかり引いてリトリート
しながら、なるべく陣形を崩さずに対応していった。
その選択はミランというチームの特徴や歴史を考えれば最適な選択だっただろう。
ただ、そうすることによってチーム全体のポジションが下がりなかなか攻撃に移っても
前線まで運べない状況にあった。


これは2つ目のポイントにあるビルドアップの仕方にも関係してくる。
ミランの組み立てはほとんど一発で戦線に充てるパスがこの日は多かった。
獲った直後でも通常よりはるかにバックパスや横パスの頻度が少なかったように思う。
おそらくバルサのハイプレスの網に掛り危険な位置でボールロストを避けたかった
のであろう。

プリンスが負傷で途中で交代してしまい、カッサーノの調子も悪い中で
パトの裏をつく動きがミランにとって唯一の攻撃手段だったと言えるかもしれない。
そんなパトも3度程同じように裏を抜け出すシーンがあったが決定的なチャンスに
繋がらず徐々にマンマーク気味に対応され、それ以降簡単にはプレーさせてもらえなかった。

そういう時間台が続き、遂にミランは失点を喫してしまう。

そのシーンを振り返ってみると
ミランvsバルサ7
まずアウベスからメッシにボールが渡ったシーン。
ミランの守備陣は7人おり、かなり中央を固めている事がここでも分かる。

ミランvsバルサ8
ここでメッシが中央をドリブルで突っかける。
この時ペドロとザンブロのポジショニングに目を向けてもらいたい。

ミランvsバルサ9
見事メッシはミランのやや右寄りのサイドを強引にスピードで突破する事に成功する。
ここでペドロだけがメッシの突破を信じてポジショニングをとっている事が分かる。

一方マークを付かなきゃいけないザンブロッタは見方の守備を信じたのか歩いてしまっており
ペドロをフリーにさせてしまっている。

ミランvsバルサ10
最後はアッビアーティも飛び出せない絶妙なクロスをペドロがゴールへ流し込んだ。

メッシに1人で突破させてしまった守備も悪いがペドロさえしっかりマーク付いていれば
なんてことはないシーンだったかもしれない。


後半に入っても圧倒的にボールを保持するバルサが攻勢を掛ける。

ミランもネスタを中心に集中してゴールを守る。
しかし下がって守備をしに来たカッサーノが危険なエリアでファールを犯してしまい
嫌な位置でFKを与えてしまう。
それを素晴らしいキックでビジャがゴールへ叩きこみバルサが逆転に成功する。

やや厳しい判定ではあったがファールをもらう動きやビジャのキック精度と
しょうがない失点ではあった。

その後も攻勢は変わらずミランはエマヌエルソン、アクイラーニと攻撃的な選手を
送りなんとか現状を打開しようと試みるが全く効果はなかった。
時間はどんどん過ぎ、バルサもプジョールを投入するなど守備を固めていく。
ミランも成す術なく敗戦濃厚かと思われた後半ロスタイムバルサの一瞬の隙をつく。

右サイドでルーズボールを一生懸命追ったノチェリーノがCKを獲得する。
ほとんど時間がなかったミランはCBのネスタ、T・シウバを上げ同点を狙いに行く。
セードルフのCKから中央で打点の高いジャンプで頭一つ抜け出したT・シウバが
ゴールにたたき込み、同点に追いついた。

バルサにしてみれば最後の嫌な時間帯で弱点の高さを突かれたカタチとなった。
それまでほとんどCKもなかった為、ミランからしてみればその集中力の高さは称賛したい。

まあ終わってみればやはりバルサとのと力の差は大きく、防戦一方の内容だった。
特に攻撃に関してイブラヒモビッチの不在、プリンスの早期交代、カッサーノの不調と
アクシデントがあったことも影響していると思うが、ビルドアップに関してもう少し丁寧に
ボールを運ばないとなかなかチャンスはつくれない。
そこはホームでの課題となる。

しかしながら悲観する必要は全くない。
カンプノウでバルサ相手に引分られるチームがどれくらいあるだろうか?
守備の手ごたえはかなりあったし、バルサ相手でもしっかり守る事が出来た。
ここは改めて自信を持っていい部分だろう。

ハイライト




スコア
バルセロナ 2-2 ACミラン 
goal  パト(1分) ペドロ(36分) ビジャ(50分) チアゴ・シウバ(90分)



採点(ガッピル)

ACミラン
  32 アッビアーティ  5.5 危ないシーンはあったがよく集中していた
  19 ザンブロッタ   5.0 失点シーンは振り返れば軽率な対応だった
  20 アバーテ     5.5 何度もサイドを突かれたが集中していた
  13 ネスタ       7.0 メッシと世界最高峰の1対1を繰り広げた 
  33 チアゴ・シウバ  6.5 ネスタと共に良く守りながら最後にチームを救った
  22 ノチェリーノ    6.0 ミラン初スタメンではあったがそんな影響は全くなかった
   4 ファン・ボメル   6.0 身体を張って守備に奮闘した
→(18 アクイラーニ)   ― なんとか左サイドをカバーしようとしたが・・・
  10 セードルフ    6.0 前半の最初はよかったがそれ以降守備に追われる
  27 ボアテング    5.5 この人が負傷して以降完全に守備的になった
→(23 アンブロジーニ) 5.5 バルサのハイプレスに苦しみミスが目立った
  99 カッサーノ     5.0 前線でキープできず低調なプレー内容だった
→(28 エマヌエルソン) 5.0 アッレグリの期待に応えられず
   7 パト        6.5 貴重な先制点の何度かおしい飛び出しもあった
  
     アッレグリ    5.5 バルサ相手にアウェイで貴重な勝ち点1を掴んだ


最後に写真

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勇ましきイレブンです(>_<)

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電光石火の先制点に多少興奮気味のパト

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パトのゴールにきっとバルバラ嬢もキュンキュン♡したことでしょう。

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これぞ究極に極めたもの同士の戦い。一瞬のうちに勝負が決まります。
後半メッシが子供のように悔しがる姿は微笑ましかった。
 
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いつもはブラジル人とは思えない冷静さを見せるがこの時ばかりは興奮した様です。

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互いの奮闘をたたえていますがおっさん同士のハグは見たくありませんでしたww



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この記事へのコメント

ミラン! - エリトナン - 2011年09月16日 19:48:05

やってくれました~ミラン~。゚(゚´ω`゚)゚。ウルル

開始24秒であっという間のパトのゴールは、
嬉しい驚きでした~ヽ(≧▽≦)ノキャー

でも、メッシ→ペドロ、ビジャのFKの2ゴールで、
さすがバルセロナだなぁと、悔しながらも感心も・・・。

後半は、ほとんどが、
ミランの防戦だらけの展開に、仕方ないかなと思うも、
しっかりと守っているミランに、その底力を見せられた感じでした。

レアルでしたら、もう1.2点とられてたかも、
また、退場者を出していたのではないかな・・・・(^_^;)

ロスタイムは、4分と表示され、
ほとんど、あきらめかけていた頃の、
T・シルバのヘディングで同点に追いついたときは、
これもびっくりと、ヾ(*´∀`*)ノ バンザーイ♪でした!

ほとんどチャンスがなかったミランですが、
決めるところで、きっちり決めた!ミラン!
感激しましたーーー!

まだ、CLはこれからですが、
ぜひ、決勝トーナメントで、ミランvsレアル・マドリードの試合が
観たいです!!

エリトナンさん - ガッピル - 2011年09月16日 19:55:16

怪我人が多い今のミランでは引分が精一杯でした。

やはりバルサ強し。

けど11月のホームでは今度こそ倒してみせます。

レアルとは決勝トーナメントでお会いしましょう(^o^)/

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Author:ガッピル
好きなチーム:ACミラン、VF甲府
好きな選手:ガットゥーゾ、ピルロ
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